東町眼科
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痛くないレーザー
パスカルという次世代型レーザーを導入いたしました。
このレーザーは、糖尿病や高血圧が原因の眼底出血、網膜剥離の予防等で使用します。

従来型レーザーの欠点は、痛みが強いことでした。痛みが強いなら、麻酔をすればよいと思われるかもしれません。もちろん点眼麻酔はするのですが、点眼麻酔では痛みに完全に対応することはできません。
それではレーザー目的の注射麻酔はどうかというと、副作用が大きく、あまり一般的ではありませんでした。痛みのため、レーザー治療中に患者さんが動くことや、力がはいりすぎることで、ますますレーザー治療の時間がかかることが度々でした。さらに悪いことには、最初のレーザーがあまりにも痛かったことが原因で、勝手に受診をやめてしまう方もいらっしゃいました。そのような方が数年後にいよいよ見えなくなって受診された場合、多くは手術が必要になっている等、かなり困難な状況に置かれていることがありました。
その点パスカルは、従来型のレーザーと比較すると、レーザー一発あたりの照射時間を約10分の1、レーザー治療の総エネルギー量を5分の1に抑えており、痛みを低減させることに飛躍的に成功しています。
またパスカルは、パターンレーザーといって、一度に最大25発という多数のレーザースポットを作ることができます。そのため治療時間も劇的に短縮されるのです。
従来型レーザーでは糖尿病による眼底出血の場合で、4回位に分けて治療する必要があったのに、パスカルの場合ですと、2回位で済みます。

平成25年12月現在、防衛医大病院眼科においても、パスカルレーザーを導入申請中のようです。ただし実際の導入がいつになるか定かではありません。
痛みのためにレーザー治療を中断されている方におかれましては、一度当院にご連絡をください。現状を正しく診察した上で、パスカルレーザーの適応を検討いたします。


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